
生産性低下の背景にある「睡眠」を、
データで見える化する。
企業様のご負担で、従業員の方に自宅でできる睡眠健康チェックをご提供いただき、医師によるレポート・企業向け匿名集計レポート・社内勉強会までをセットにした健康支援プログラムです。検査には、医療機関での睡眠時無呼吸の検査に用いられている携帯型検査装置(簡易検査)を使用します。
こんな課題はありませんか?
従業員の睡眠・健康状態の把握や、生産性低下への対応の仕組みに
課題を感じていませんか?

日中の眠気を、感覚ではなく数値で把握できていない

生産性低下の原因が「睡眠」かどうか判断できない

集中力低下によるミスのリスクを可視化できていない

睡眠の質の課題に、社内で対応する仕組みがない
その課題、自宅でできる睡眠チェック+医師レポート+社内勉強会で可視化・啓発につなげられます。
従業員の負担を抑え、早期発見・早期対応につなげる仕組みをサポートします。
※本サービスは特定の生産性向上効果を保証するものではなく、従業員の健康状態の把握・啓発を目的としたプログラムのご提供です。
健康経営の取組みとしても注目される「睡眠」
RAND研究所の推計では、睡眠不足による経済損失は日本のGDPの約2.92%に上るとされています。出社していても心身の不調により本来のパフォーマンスを発揮できない状態は「プレゼンティーイズム」と呼ばれ、睡眠不足はその要因の一つとして指摘されています。
令和8年度(健康経営優良法人2027)の健康経営度調査では、「睡眠の質向上に向けた取り組み」が独立した設問(Q55)として新設されました。その選択肢には「睡眠時無呼吸症候群の検査(スクリーニング含む)を実施している(費用補助を含む)」が明記されています。令和7年度までは「生産性低下防止のための施策」の選択肢の一つという扱いでしたが、令和8年度から単独の設問に分かれた形です。
なお、この設問は必須設問・認定要件(選択設問)のいずれにも指定されていないため、回答したことで認定が得られるものではありません。本プログラムの実施自体も認定の必須要件になるものではありませんが、検査の実施記録や企業向け匿名集計レポートは、こうした取組みを社内外に説明する資料の一つとしてご活用いただけます。
中小規模法人部門の認定申請書にも、睡眠時無呼吸症候群の検査に関する選択肢を含む設問(Q48)が設けられていますが、こちらは任意回答で認定審査には使用されないとされています。回答期限は大規模法人部門が2026年10月9日(金)17時、中小規模法人部門が10月16日(金)17時で、いずれも締切の延長は行わないとされています。
出典:経済産業省・日本経済新聞社『令和8年度 健康経営度調査』(大規模法人部門)、同『健康経営優良法人2027(中小規模法人部門)認定申請書』(いずれも2026年8月17日公開)
検査に使うのは、医療機関の睡眠検査で用いられる検査装置です
ひとくちに「睡眠のチェック」といっても、使用する機器によって記録できる項目は大きく異なります。当院のプログラムでは、医療機関での睡眠時無呼吸の検査に用いられている、いわゆる「簡易検査」方式の携帯型睡眠検査装置を使用します。血中酸素飽和度(SpO2)・脈拍だけでなく、呼吸の気流(鼻・口の空気の出入り)までを記録できる装置です。従業員の方は、就寝時にご自宅でセンサーを装着していただくだけで測定できます。
| 測定できる項目 | 指先で測る パルスオキシメーター方式 | 当院で使用する検査装置 (簡易検査) |
|---|---|---|
| 血中酸素飽和度(SpO2) | 記録できる | 記録できる |
| 脈拍 | 記録できる | 記録できる |
| 呼吸の気流(鼻・口の空気の出入り) | 記録されない | 記録できる |
| いびきの音 | 記録されない | 記録できる |
| 体の向き(体位) | 記録されない | 記録できる |
なぜ「気流を測ること」が重要なのか
睡眠時無呼吸症候群の評価では、1時間あたりに無呼吸・低呼吸が何回起きているかを示す指標(AHI。簡易検査ではREIと呼ばれることもあります)が用いられ、CPAP治療が保険適用となるかの判断にもこの指標が使われます。この指標は呼吸の気流を測定してはじめて算出できるため、酸素飽和度と脈拍だけを記録する方式では得られません。そのため、酸素飽和度のみの結果を持って医療機関を受診した場合、改めて気流を含む検査を受け直していただくことがあります。
本プログラムでは、はじめから気流を含む複数項目を記録する装置を用いるため、その結果をそのまま医師の判定・個人向けレポートにつなげられます。検査のやり直しによる従業員の方のご負担や、二重の費用が生じにくい設計です。
※測定の結果、より詳しい精密検査が必要と判断される場合は、他の医療機関をご案内します。
自宅でできる検査とPSG(精密検査)の違いは、こちらの解説記事でもご紹介しています。
「検査キット単体」とは何が違うのか
当院のプログラムは、検査キットの提供だけで終わらせず、医師の判定から企業向けの匿名集計レポート・社内勉強会までをワンストップでご提供します。
| 検査キット単体 (郵送・自己判定) | 当院の睡眠健康支援 プログラム | |
|---|---|---|
| 使用する検査機器 | 酸素飽和度(SpO2)を中心に記録する簡易な機器が用いられることがある | 気流・いびき・SpO2・体位などを一晩記録する携帯型睡眠検査装置(簡易検査) |
| 検査結果の見方 | 数値をご自身で確認するのみ | 医師が判定し、個人向けレポートとして提供 |
| 該当者への対応 | ご自身で医療機関を探し、改めて受診する必要がある | そのままオンライン診療でご案内可能(受診先はご本人が自由に選択できます) |
| 企業への報告 | なし | 匿名集計レポート(部署・全社の傾向、個人を特定できない形) |
| 社内への啓発 | なし | 睡眠・集中力・日中の眠気をテーマにした社内勉強会つき |
| 健康経営への活用 | 数値の羅列のみで、対外的な説明資料にしづらい | 実施記録・匿名集計レポートを、取組みの説明資料として活用可能 |
プログラム内容
保険適用外の自由診療です。ご本人の同意(署名)取得のうえで実施します。
- 携帯型睡眠検査装置(簡易検査)の自宅への配送・返却(従業員の方の自宅で完結)
- 医師監修の個人向けレポート(本人にのみ通知)
- 該当する方への個別の受診案内
- 企業向け匿名集計レポート(部署・全社単位の傾向を、個人が特定できない形でご報告)
- 睡眠・集中力・日中の眠気をテーマにした社内勉強会(30分程度、オンライン対応可)
対象者の選定にお困りの場合は、一次アンケートのサンプルもご覧いただけます。

ご利用にあたって
保険適用外の自由診療です
本プログラムは自由診療(保険適用外)として実施します。料金・内容を明示した書面にご本人の同意(署名)をいただいたうえで実施します。企業様が費用をご負担される場合も、ご本人への説明・同意取得を省略することはできません。
本プログラムの範囲はレポートのご提供までです
本プログラムは、一次アンケート・自宅での睡眠健康チェック・ご本人への個人向けレポート・企業様への匿名集計レポート・社内勉強会までを範囲としています。レポートのご提供後に、ご本人へ受診状況や体調の変化を確認するご連絡・追加のアンケートをお送りすることはありません。
受診するかどうか・受診先はご本人が自由に決められます
検査結果をもとに医療機関への受診をご案内する場合がありますが、受診するかどうかはご本人の任意であり、当院への受診を強制するものではありません。ご本人の意思で受診先を選択いただけます。受診の有無を企業様へご報告することもありません。
企業向け匿名集計レポートについて
企業様にご報告するのは、部署・全社単位など個人が特定できない形に集計した統計情報のみです。検査結果の詳細(数値データ・診断名)は本人にのみ通知し、企業様へ共有することはありません。
オンライン診療の実施体制について
検査結果をもとにオンライン診療にお進みいただく場合、向精神薬の処方は行いません。オンライン・対面を組み合わせた診療計画について、事前にご本人の同意を得たうえで実施します。
よくあるご質問
Q. 対象はどのような企業ですか?
A. 業種は問いません。特にIT・オフィスワーク系など、健康経営優良法人の認定を目指す企業様や、生産性・集中力の課題を感じている企業様にご案内しています。他業種でのご利用も個別にご相談ください。
Q. 料金はいくらですか?
A. ¥9,800(税込)/人です。自由診療(保険適用外)の料金として、事前に内容と料金を明示した書面にご本人の同意(署名)をいただいたうえで実施します。
Q. 対象者はどのように選べばよいですか?
A. 医学的に用いられているリスク評価項目と、日中の眠気の程度を測る質問票(ESS:Epworth Sleepiness Scale)に基づく一次アンケートをご用意しています。企業様には従業員の方へアンケートのURLをご案内いただくだけで、当院がご回答内容をもとに検査をお勧めする対象者を選定し、該当する方へ直接ご連絡します。個別面談や事前の対面診療は不要です。
Q. アンケートは検査の前後で2回実施しますか?
A. いいえ。アンケートは対象者を絞り込むための一次的な確認として、検査前に1回のみ実施します。検査後やその後の経過について改めてアンケートをお送りすることはありません。
Q. 検査を依頼してから結果が判明するまで、どのくらいかかりますか?
A. 検査キットが従業員の方のご自宅に届くまで1〜2週間程度、ご自宅での測定・返却に数日、返却後の解析・結果のご提出までさらに1週間程度を要し、検査のご依頼から結果判明までの目安は3〜4週間です。個人向けレポート・企業向け匿名集計レポートの作成には、結果判明後さらに1週間程度をいただいております。ご依頼件数や時期により前後する場合があります。
Q. どのような検査機器を使いますか?
A. 医療機関での睡眠時無呼吸の検査に用いられている「簡易検査」と呼ばれる方式の携帯型睡眠検査装置を使用します。血中酸素飽和度(SpO2)・脈拍に加えて、呼吸の気流(鼻・口の空気の出入り)、いびきの音、体の向き(体位)を一晩記録する装置です。ご自宅で装着していただくだけで測定できます。
Q. 指先で測るパルスオキシメーターによる睡眠チェックとは何が違いますか?
A. パルスオキシメーターで記録できるのは、主に血中酸素飽和度(SpO2)と脈拍です。呼吸の気流を測定しないため、無呼吸・低呼吸が1時間あたり何回起きているか(AHI/簡易検査ではREIと呼ばれる指標)を算出することはできません。睡眠時無呼吸症候群の診断やCPAP治療の保険適用の判断ではこの指標が用いられるため、酸素飽和度のみの記録では、医療機関で改めて気流を含む検査を受け直していただくことがあります。当院のプログラムでは、はじめから気流を含む項目を記録する装置を用います。
Q. 検査キット単体のサービスとの違いは何ですか?
A. 検査キット単体は、測定項目が限られていたり、数値をご自身で確認いただくだけのものが一般的です。当院のプログラムは、気流を含む複数項目を記録する検査装置を用いたうえで、医師による判定・個人向けレポートに加え、企業向けの匿名集計レポートや社内勉強会までを含む点が異なります。
Q. 企業向け匿名集計レポートにはどこまでの情報が含まれますか?
A. 個人が特定できる検査数値や診断名は含めず、「受診が望ましいと判断された方の割合」「日中の眠気の指標(ESS)の平均点と、目安を超えた方の割合」など、部署・全社単位で個人が推定できない形の統計情報にとどめます。いずれも実施時点の状況をまとめたもので、取組みの前後比較や改善度をお示しするものではありません。
Q. 勉強会はどのように実施されますか?
A. 30分程度を目安に、オンラインでも対応可能です。睡眠・集中力・日中の眠気に関する一般的な情報提供が中心で、個別の症状に対する診断的な回答は行いません。
Q. 検査結果は社員名とともに会社に伝わりますか?
A. 検査結果の詳細はご本人にのみ通知します。企業様には、ご本人が同意した範囲でのみ、匿名集計レポートとしてご報告します。
Q. 検査で受診が望ましいと判定された場合、必ずこのクリニックを受診しなければなりませんか?
A. いいえ。当院のオンライン診療をご案内しますが、受診先は従業員ご本人が自由に選択できます。当院への受診を強制するものではありません。
Q. 対面での検査や、入院しての精密検査は行いますか?
A. 行いません。検査は自宅でできる簡易検査のみです。より詳しい精密検査が必要と判断される場合は、他の医療機関をご案内します。
Q. 健康経営優良法人の認定に活用できますか?
A. 令和8年度(健康経営優良法人2027)の健康経営度調査では「睡眠の質向上に向けた取り組み」が独立設問(Q55)として新設され、選択肢に「睡眠時無呼吸症候群の検査(スクリーニング含む)を実施している(費用補助を含む)」が明記されています。ただし同設問は必須設問・認定要件(選択設問)のいずれにも指定されておらず、本プログラムの実施自体が認定の必須要件になるものでもありません。実施記録や匿名集計レポートを、従業員の健康保持・増進に向けた取組みの説明資料としてご活用いただく位置づけです。
Q. いつから利用できますか?
A. 2026年8月より、いびき・日中の眠気に関するオンライン診療の受け入れ開始に合わせてご案内しています。
まずはお気軽にご相談ください
対象人数やご希望の時期など、お気軽にお問い合わせください。
参考・出典
- 日本呼吸器学会『睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療ガイドライン 2020』
- RAND Corporation『Why Sleep Matters: The Economic Costs of Insufficient Sleep』(2016)
- 経済産業省『健康経営優良法人認定制度』概要
- 経済産業省・日本経済新聞社『令和8年度 健康経営度調査』(大規模法人部門)
※本ページは一般的な情報提供を目的としており、特定の効果や生産性向上効果を保証するものではありません。
