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新宿でいびき・無呼吸(SAS)の相談先を探している方へ|クリニックの選び方とオンライン診療という選択肢

「新宿でいびき・無呼吸(SAS)を相談できるところを探しているが、何を基準に選べばいいか分からない」という方へ。潜在患者数の多さや2026年の制度変更を踏まえつつ、相談先を選ぶときに確認すべきポイントと、通院の負担を抑えたい方向けのオンライン診療という選択肢を整理します。

「家族からいびきを指摘された」「日中の眠気が強い」——そう感じて「SAS 新宿」「いびき 新宿」といったキーワードで検索してみたものの、総合病院の睡眠外来から耳鼻咽喉科クリニックまで選択肢が多く、結局どこにも相談できていないという方は少なくありません。新宿は乗り換えの多いターミナル駅であると同時にオフィスが密集するエリアでもあるため、平日の通院時間を確保しにくいという事情を抱えている方も多くいます。この記事では、新宿エリアでいびき・無呼吸(SAS)の相談先を選ぶときに確認すべきポイントと、通院の負担を抑えたい方向けの選択肢としてオンライン診療を整理します。

SASは「珍しい病気」ではない

いびき・無呼吸を「様子見」でやり過ごしている方は、実は少数派ではありません。国内の疫学調査では、中等症以上( 15以上)に相当するSASの潜在患者数は900万人台に達すると推計されており、日本大学医学部の試算では、SASを含む睡眠関連の問題による経済損失は年間3.4兆円にのぼるとされています。それにもかかわらず、実際にCPAP治療を受けている方は数十万人規模にとどまり、潜在患者の多くが未診断・未治療のまま過ごしているとみられています。

未治療のSASは、日中の強い眠気による集中力低下や居眠り運転のリスクを高めるだけでなく、高血圧・心疾患・脳血管疾患などの生活習慣病を悪化させる要因としても指摘されています。「たかがいびき」と軽視されがちですが、実際には多くの人が該当しうる、決して珍しくない病態です。ご自身の症状が当てはまるかどうかのセルフチェックは、睡眠時無呼吸症候群とは|見逃しやすい症状と診断までの流れで詳しく整理しています。

「太っていないから大丈夫」とは限らない

SASというと肥満体型の中高年男性のイメージが強いかもしれませんが、日本人を含む東アジア系の人は、欧米系の人と比べて下顎が小さい・後退しているといった骨格的特徴を持つ方が多く、肥満でなくてもSASを発症しやすいことが指摘されています。「体型は太っていないから自分は対象外だろう」と自己判断せず、いびきや呼吸停止の指摘があれば、一度相談する価値があります。この点については痩せ型でも睡眠時無呼吸になる理由で詳しく解説しています。

2026年6月、CPAP治療のハードルが下がった

受診をためらう理由の一つに、「検査を受けても、結局は入院しての精密検査が必要になるのでは」という懸念があります。実際、これまでは自宅の簡易検査でAHI(REI)40以上、入院での精密検査(PSG)でAHI20以上という基準を満たさなければ、CPAP治療は保険適用になりませんでした。

2026年6月の診療報酬改定により、この基準はそれぞれAHI30以上・AHI15以上へと引き下げられています。これにより、以前は「基準に届かず様子見」とされていた中等症寄りの方の一部が、入院での精密検査を経ずに、自宅の簡易検査だけで外来のCPAP治療につなげられるケースが広がりました(ただし数値だけでなく自覚症状の有無なども条件になります)。以前に検査で「対象外」と言われた経験がある方も、再評価の価値があります。基準の詳しい内訳や条件は「軽症の睡眠時無呼吸」と言われたら治療すべきか|AHI15〜40の判断基準で整理しています。

新宿エリアの相談先には、どのような選択肢があるか

いびき・無呼吸(SAS)の診療に対応する医療機関は、規模や専門性によっていくつかのタイプに分かれます。新宿エリアで探す場合も、まずこの分類を知っておくと選びやすくなります。

タイプ特徴こんな人に向いている
総合病院・大学病院の睡眠外来循環器内科・耳鼻咽喉科・歯科などが連携するチーム医療。入院での精密検査(PSG)や、合併症の全身的な精査に対応重症が疑われる場合や、高血圧・心疾患など他の持病を併せて診てもらいたい場合
睡眠障害専門クリニック院内に検査設備を持ち、一泊の入院検査に対応しているところもある。翌朝そのまま出勤できる運用をとる施設も精密検査を受けたいが、通常の入院ほどの拘束は避けたい場合
耳鼻咽喉科クリニック鼻づまり・扁桃肥大など上気道の構造評価に強い鼻づまりが強くいびきが慢性化している場合
内科クリニック(CPAP対応)簡易検査の手配、CPAP導入・継続管理。夜間・土日診療に対応するところもあるまず簡易検査を受けて疑いの有無を確認したい場合
オンライン診療初診相談・自宅検査の手配を自宅や職場から実施。対面が必要になるのはCPAP導入時のみ平日昼間の通院が難しく、まず相談から始めたい場合

重症の睡眠時無呼吸や他の合併症が疑われる場合は、入院での精密検査や専門的な体制が整った医療機関での対応が必要になります。一方で、軽症〜中等症の範囲であれば、自宅でできる簡易検査だけで診断・治療方針の判断がつくケースも多く、通院回数を抑えられる選択肢が広がっています。

相談先を選ぶときに確認したい4つのポイント

1. 初診の受け方(来院が必須か、オンライン相談も可能か)

新宿エリアの医療機関は駅からのアクセスが良い一方、平日日中しか診療していない施設も多く、仕事をしている方には最初の一歩がハードルになりがちです。厚生労働省の「オンライン診療の適切な実施に関する指針」では、一定の条件を満たせば、いびき・SASの診療でも初診からオンラインで相談できることが認められています。まず来院せずに相談できるかどうかは、通院の負担を左右する重要な確認ポイントです。

2. 検査方法(入院精密検査か、自宅でできる検査か)

SASの検査には、指先や鼻元にセンサーを付けて行う簡易検査と、より詳しく脳波なども記録するがあります。従来は入院してPSG検査を受ける形が一般的でしたが、近年は在宅で行える携帯用のPSG機器も普及しており、通院や入院をせずに検査を完結できるケースが増えています。検査のために何度も来院・入院が必要になるかどうかは、事前に確認しておきたいポイントです。

3. 対面受診が必要になるタイミング

オンライン診療は「対面診療を適切に組み合わせて行うこと」が基本とされており、検査の結果CPAP治療が必要と判断された場合は、その段階で対面での受診が必要になります。つまり、初診・検査の手配はオンラインで進められる場合でも、CPAP導入時には一度は来院が必要という流れは共通しています。この「対面がいつ・どこで必要になるか」を事前に把握しておくと、通院スケジュールを立てやすくなります。

4. 重症が疑われる場合の紹介体制があるか

検査の結果、重症の睡眠時無呼吸や合併症が疑われる場合は、入院での精密検査や専門的な治療が可能な医療機関への紹介が必要になります。軽症〜中等症を主な対象とするクリニックであっても、重症が疑われた場合に適切な医療機関へつなぐ体制があるかどうかは、安心して相談できるかの判断材料になります。

新宿で通院型を選ぶ場合の注意点

新宿は駅からのアクセスが良い医療機関が多いエリアですが、いびき・無呼吸の診療は「初診→検査→結果説明→CPAP導入」と複数回の来院が必要になりやすい診療でもあります。「駅から近いから」という理由だけで選ぶと、平日日中の通院を何度も求められて負担になるケースもあります。近さに加えて、通院回数や診療時間帯(夜間・土日対応の有無)も確認しておくと、後から「思っていたより通いにくい」という状況を避けやすくなります。

治療の選択肢はCPAPだけではない

検査の結果、治療が必要と判断された場合の選択肢も、CPAPだけとは限りません。中等症以上や症状が強い場合はCPAPが第一選択とされることが一般的ですが、軽症〜中等症でCPAPが合わない方には、下顎を前方に固定して気道を広げる歯科用の口腔内装置(マウスピース)が検討されることもあります。どの治療法が適しているかは重症度や生活スタイルによって変わるため、医師との相談のうえで決めることが大切です。マウスピースとCPAPの違いについてはマウスピース vs CPAP、どちらを選ぶべきかで整理しています。

オンライン診療という選択肢

「まず相談だけでもしたいが、平日に何度も休みを取るのは難しい」という方にとって、オンライン診療は現実的な選択肢の一つです。オンラインでの初診相談のあと、自宅でできる簡易検査(または在宅PSG)を受け、検査結果に応じてCPAP導入が必要な場合のみ対面診察を受ける、という流れであれば、通院が必要になるのは実質的に一度だけで済みます。

CPAP導入後についても、通信機能付きの機器を使った遠隔モニタリングにより、来院しない月でも医師が使用状況や無呼吸低呼吸指数のデータを確認する体制が制度上整えられています。これにより、対面受診の頻度を抑えながら治療を継続しやすくなっています。仕組みの詳細は遠隔モニタリングとはをご覧ください。

ただし、SAS患者が訴えやすい不眠症状に対して、オンライン初診で睡眠薬などの向精神薬を処方することは指針上禁止されています。無呼吸のある方への不用意な睡眠薬の投与は呼吸抑制を悪化させるおそれがあるためです。オンライン診療にできることとできないことがある点は、正しく理解しておく必要があります。

当院でできること

当院は睡眠・アレルギーを専門とするオンライン診療クリニックで、新宿駅(南口)から徒歩8分の場所に「新宿院」を構えています。「新宿 SAS」「いびき 新宿」と検索してこのページにたどり着いた方の多くは、まだ受診・検査を受けたことがない段階かと思います。当院では、オンラインでの初診相談のあと、ご自宅でできる簡易検査(または在宅PSG)をご案内し、検査結果に応じてCPAP導入が必要な場合のみ、新宿院での対面診察をご案内します(このときの結果説明とCPAP導入は一度のご来院で完結できるようにしています)。対象は軽症〜中等症の方で、検査の結果、重症が疑われる場合や合併症の精査が必要な場合は、対応可能な医療機関をご紹介します。

すでに他院でCPAP治療を導入済みで、通院負担を軽減する転院先を探している方は、こちらのページではなくCPAP転院・オンライン継続フォローのページをご覧ください。まだ検査・診断を受けていない方は、いびき・日中の眠気 専門外来から詳細をご確認いただけます。

新宿でいびき・無呼吸のご相談先をお探しの方へ

オンラインでの初診相談から、ご自宅でできる検査までを承っています。対面が必要になるのはCPAP導入が必要と判明した場合のみで、その際は新宿駅から徒歩8分の新宿院でご案内します。

いびき・日中の眠気 専門外来を見る →

よくある質問

Q. 以前検査を受けて「保険適用の対象外」と言われましたが、また相談してもいいですか?

A. はい。2026年6月の基準見直しにより、以前は対象外とされていた方が現在は対象となる可能性があります。当時の検査データが手元にあれば、それを踏まえてご相談ください。

Q. 新宿近辺に住んでいませんが、相談できますか?

A. はい、初診相談・検査はオンラインと自宅で完結するため、お住まいの地域にかかわらずご相談いただけます。CPAP導入が必要と判断された場合のみ、新宿院への一度の来院をご案内します。

Q. まずは症状について軽く聞いてみたいだけですが、対応してもらえますか?

A. はい。オンライン初診相談では、症状や生活背景をうかがったうえで、検査が必要かどうかを含めてご案内しています。

Q. 検査の結果、重症の疑いがあった場合はどうなりますか?

A. 当院は軽症〜中等症の方を対象としています。重症が疑われる場合や合併症の精査が必要な場合は、対応可能な医療機関をご紹介します。

※本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の医療機関での対応内容や治療効果を保証するものではありません。受診先の選択に迷う場合は、まずかかりつけ医や専門医療機関にご相談ください。保険適用基準は変更される可能性があるため、最新の情報は受診先の医療機関にご確認ください。
監修者の写真
監修
廣瀬 有紀子(ひろせ ゆきこ)
耳鼻咽喉科専門医・アレルギー専門医・日本医師会認定産業医
信州大学医学部医学科卒業。東京慈恵医科大学付属病院 耳鼻咽喉科ほか都内医療機関に勤務。日本睡眠学会、日本アレルギー学会、日本耳鼻咽喉科頭頚部外科学会、日本口腔・咽頭科学会 所属。
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